勉強の集中力を上げるには!?α(アルファ)波って!?
α波って聞いたことないですか?
集中とか睡眠とかの話題でよく聞きますよね。
どうやらα波は集中力を高めることに関係があるようです。
勉強を長時間続けられないという悩みを抱える人はぜひ見ていってください。
脳波とは
脳波とは脳の神経細胞から出る弱い周波性の電流です。
α波は脳波の一種で、脳波には大まかに分類すると4種類になります。
δ波ー0.5~4Hzー無意識状態、深い睡眠状態
θ波ー4~8Hzー睡眠の入り始め、浅い睡眠状態
α波ー8~13Hzーリラックス状態
β波ー14~38Hzー緊張、興奮状態
それぞれ見ていくとこんな感じです。
主に日常生活ではβ波の状態になります。
α波はリラックスや安静時、一つのことに集中している時、閉眼時などに多くあらわれます。
リラックスしている分集中しやすく、完全な覚醒時よりも頭もさえやすいようです。
α波を発生させるには!?集中力アップの秘訣!!
ではさっそく具体的にα波をどのように発生させていくのか紹介していきたいと思います。
①音楽を聴く
YoutubeやCDでもよくα波がでます、なんて紹介されたものを見かけますよね。
音楽と言っても自然音が効果的のようです。
自然音とは波の音、川のせせらぎ、雨の音などで、実際に聞いてみると結構落ち着きます。
歌詞がないので勉強の邪魔にならないのがいいですよね。
スマホアプリとかでも無料で聞けるものがあるので気になる人はお試しあれ。
もっと音楽っぽいところを上げるならクラッシック音楽なんかは有名ですよね。
しかしクラッシック音楽が効果的だなんて言われることもよくありますが、好きじゃない人にとってはリラックスできるのか疑問が残ります。
勘違いしやすい点として音楽を聴いているからα波が出るのではなく、リラックスしているからα波が出るというのが正しい認識です。
そこでクラッシックがあまり好きではないよという人はみんな大好きジブリのBGMのピアノアレンジとかどうでしょうか。
ピアノアレンジではなくソロギターアレンジのほうでしたが私もよく聞いてました。
千と千尋の神隠しの「いつも何度でも」がお気に入りです。笑
これが効果があると聞いたし。。。と言って無理して聴くよりも、好きな音楽を聴くほうがリラックスできて効果があるんじゃないかと思います。
ただ歌詞のある音楽は勉強の邪魔になるので避けたほうが良いかと思います。
②単純作業を行う
リラックスするために単純作業を行うって逆に疲れてしまいそうで、集中とは無縁の位置にありそうなイメージですよね。
しかしジグソーパズルをやっている時とか、間違い探しをやっている時とか単純な作業なのに妙に集中できた経験はありませんか。
単純な作業は脳を集中モードにするのによいウォーミングアップとなります。
受験生には計算練習がおすすめです。
受験期に計算練習の時間をとるのはなかなか難しいのに、計算スピードやミスに悩みを抱えている人は多いですよね。
ウォーミングアップとして計算練習を取り入れるのは集中力を上げるだけでなく、計算力を上げられるのは一石二鳥ですね。
大学受験で計算のみを扱うものは見られませんが、合格る計算数学というものが文英堂から出版されています。
気になった人はぜひ使ってみてください。
③コーヒーを淹れる
香りには心を揺さぶる力があるーー。
全日本コーヒー協会のホームページにこんな言葉が書かれていました。
なんと飲むのではなく香りのほうでした。笑
そんなことはさておき、コーヒーの香りを嗅いだ人を五分間隔でα波を測定しリラックス効果を検証する実験が行われたそうです。
実験は20代の女性10人に五分間隔で数十秒間ほどずつかいでもらい脳波を測定するというものでした。
使われたコーヒー豆は6種類で、ブラジルサントス、グァテマラ、ブルーマウンテン、モカマタリ、マンデリン、ハワイ・コナ。
最もα波を出したのがグァテマラとブルーマウンテン、ほとんど出さなかったのがマンデリンとハワイコナという結果となりました。
この実験結果から、グァテマラ、ブルーマウンテンという種類の香りにはリラックス効果があり、α波が出やすいそうです。
またあまりα波がでなかったマンデリン、ハワイコナの香りにも他の実験結果から情報処理速度を上げる効果があることがわかっているそうです。
コーヒーの香りは勉強の効率を上げるにはかなりいいものであるようです。
香りを嗅ぐだけじゃなくて飲むことでカフェインを摂取できて、眠気も取れるので勉強のお供にぴったりなのではないでしょうか。
④目を閉じる
ここまでいろいろ書いてきましたが、なんと目をつぶるだけでα波は出ます。
ただ目を開けると光の刺激でα波は出なくなってしまいます。
勉強を長時間続けていて疲れてきたとき、もうひと頑張りするために目を閉じてみてください。
集中力が戻ってきて、勉強効率アップできると思います。
また目をつぶる暗記法なんてものもあるようです。
目から入ってくる情報を遮断することで、暗記力がアップするそうです。
暗記しようとしているものを復唱するとき目を閉じてみるのはどうでしょうか。
最後に
いろいろと紹介させていただきましたが、まだまだα波について解明されてないことも多いようで効果には個人差もあると思います。
ぜひ簡単なところから自分に合った方法を探してみいてください。