やる気が出ない時の対処法 大学受験でモチベーションアップの方法
受験期にモチベーションが上がらないという時期がいつかやってきます。
頑張らなきゃならないというのはわかっているはずなのに。。。
モチベーションが高いか低いかでは学習の効果が大きく違ってきます。
夏休みに入る前に気持ちを入れ直しましょう!
モチベーションアップする方法
自分の夢や目標を書き出す
なぜその大学に入りたいんですか?
大学で何を学びたいですか?
はっきり夢や目標が定まっていなければ、大学に入ったら、こんなサークルに入りたいとかでも構いません。
頭の中で分かっていても一度書き出すのでは全然違います。
実際に書き出してみて何度も目にする場所においておきましょう。
私のおすすめはスマホのメモ機能を使って書き出してロック画面の画像に設定しておく方法です。
不安を解消する
何かしら不安があると脳にリミッターがかかります。
学習能力が下がるだけでなくモチベーションも下がります。
受験期はいつも気にならないようなことにも不安になりやすいです。
勉強のことから友達のことまで色々な悩みを抱える可能性があります。
それは決して集中していないからとか努力不足ではなく、頑張っていれば誰にでもあり得るものです。
そこで何か不安を感じたら誰かに話を聞いてもらいましょう。
可能ならプロのカウンセラーのカウンセリングを受けるのも一つの手です。
また自分を追い込みすぎないことも大切です。
自分の頑張りを認めてあげられるように、アメとムチの使い分けが大切です。
不安をある程度解消できればモチベーションも自然に上がります。
作業興奮を上手く活用する
なんかやる気はなかったけど机に座って問題集を開いて、なんとなく手を動かしているうちに気づいたらものすごく集中していたなんてことありませんか?
これを作業興奮と言います。
脳科学でも証明されているようでやる気がなくても作業を始めれば次第に集中するように人間はできているようです。
例えばどうしてもやる気が出ない時は計算練習したりとか漢字を覚えるために書いたりとか取り敢えず手を動かしてみましょう。
きっと気づけば集中しています。
注意すること
以上のことをやってもモチベーションが上がらない時はあります。
それは疲れている時です。
心理学に欲求階層説というものがあります。
マズローという心理学者が人間の基本的欲求を5つに分類して①生理的欲求、②安全欲求、③所属と愛情の欲求、④尊敬欲求、⑤自己実現欲求と名付けました。
最上層の欲求が自己実現欲求、最下層の欲求が生理欲求で⑤→①という順で下がっていきます。
下位の欲求が満たされた時、次の上位の欲求が現れるようになります。
勉強のモチベーションとは⑤自己実現欲求や④尊敬欲求に関係があります。
つまり、疲れていて①生理的欲求や②安全欲求が満たされていなければ勉強のモチベーションは上がるはずがありません。
無理は禁物ということです。
疲れているなら休みましょう。
最後に
夏から秋にかけてぐらいがなんとなくモチベーションが上がらなくなることが多いですよね。
よし頑張るぞとなる1年の始まりでもなく試験直前の焦りもない。
とは言え夏は受験の天王山なんて言われたりもするぐらいここで頑張れるかで勝敗が分かれます。
モチベーションを高く持って乗り越えましょう!