【独学】大学受験の物理の勉強法
今日は物理の勉強法について書いていきます。
①物理と生物
理科科目といえば物理と生物の二択で選択に迷う人が多いですよね。
学部にもよりますが選べるところが多いですしね。
今回は物理の記事なので物理のメリットを挙げています。
まず生物に比べて暗記量が少ない点です。
コツさえつかめば暗記の量を少なく乗り越えられます。
暗記物が苦手な人にとってはうれしいですよね。
次に数学と大きなかかわりがあることです。
数学が得意なら物理で生かせるし、苦手でも計算の練習になったり理解を深められたりします。
最後にこれは一部の人向けですが化学の入試で物理の範囲の放射線の半減期や放射線の種類の問題を出したところがありました。
これは私が入試で実際に遭遇しました。
ほとんど気にする必要がないですが。。。
②意識すること
暗記量が少ないですが、公式を使って機械的に解いていくだけでは理解が深まりません。
一つ一つの公式にどんな意味があるのか、考えながら式を立てましょう。
また設題の現象のイメージを意識してください。
特に目に見えないものですが、エネルギーの動きをイメージしましょう。
③具体的な勉強法
物理の出題は典型問題からの出題が多いので問題集にある問題を繰り返しやりましょう。
わからない問題がないように徹底的にです。
開放を暗記しろというわけではなく、自分より苦手な人に説明できるようにしようという感じです。
さてさて、具体的にどういう問題集を使っていくのかという話ですが、主に二つのルートをとっていきます。
ただ過去問の難易度を確認してどこまで進めるかは変えてください。
オバーワークはもったいないです。
・河合出版ルート
物理のエッセンス
↓
良問の風
↓
名門の森
一番有名で多くの受験生が成果を出しているルートです。
特にこだわりがなければこれを選ぶことをお勧めします。
物理のエッセンス
物理現象についてわかりやすく解説されています。
エッセンスということで余分な内容はほとんどなく、ごちゃごちゃしていないのがいいです。
問題数も少ないので回しやすいのも利点です。
物理初心者にはぴったりな一冊です。
良問の風
著者が同じで物理のエッセンスとの接続が抜群です。
物理の解法は著者によって癖があったりするので、エッセンスを使った人はほかの問題集よりも使いやすいと思います。
難易度は中堅大学レベルといった感じです。
このレベルの大学の受験を考えている人はここまでで十分戦えます。
この問題集はエッセンスと違って問題演習がメインとなってきますのでじっくり進めていきたいですね。
名門の森
こちらの問題集は物理が難しい大学向けです。
こちらもエッセンス、良問の風と同じ著者であり、接続の相性がいいです。
小問ごとに難易度が記されて、重要度が一目でわかるようになっています。
志望大学や残り時間によっては問題を選びながら使えるので便利です。
難易度は高いので時間の許す限りじっくり進めていくといいと思います。
無理は禁物。
・学校配布ルート
セミナー物理基礎、物理
↓
重要問題集物理
学校で配布されるところが多いのではないでしょうか。
私の高校でもセミナーが配布されました。
こちらの問題集では繰り返し典型問題を解いていく方針です。
解説があまり親切ではないので講義系や解説系の参考書を一冊を手元に用意して進めていくのがいいと思います。
物理は数こなして慣れていくことも大事で、問題数があるのが魅力です。
先ほども言いましたが物理は典型問題の出題が多いので、問題数を多くこなし知っている問題のストックを増やせるのも利点です。
セミナー物理基礎、物理
問題数が充実していますね。
基本的に基礎問題、発展問題とやっていきますが、まずは基礎からきちんとやっていきましょう。
発展問題は少し難易度が高いので焦りすぎないように。
発展問題は入試で出るレベルのものもあります。
発展例題で慣れてからでもいいかも。
解説は詳しくないので参考書を用意してところどころ照らし合わせながらやっていきましょう。
重要問題集物理
理科で有名な問題集ですよね。
化学、生物、数学版があります。
教科ごとにちょっと違うので使ったことがあっても注意が必要です。
さてさて、こちらは良問が多く、網羅性も高い印象です。
一冊完璧にしておけば見たことがない問題がほとんどなくなります。
必須などのマークが付けられているので問題数を減らす使い方もできます。
解説は詳しくないので理解できない場合はセミナーや参考書などの基礎に戻りましょう。
入試問題を使っていて、入試独特の長い設問に早いうちからなれることもできます。